江戸時代の恋愛・結婚・再婚事情

江戸時代の恋愛・結婚・再婚事情

みなさんは、昔の日本、徳川家康が実現した天下泰平となった江戸時代にどんなイメージを持っていますか?

NHKの大河ドラマで、2021年2月に最終回を迎えた「麒麟が来る」で、最後に明智光秀の、織田信長に対しての謀反にて、味方だと思っていたにも関わらず最後まで沈黙した武将がいますが、物語に書かれなかったものの、「世を平らかに」したかった光秀の想いを最後に実現した、あの徳川家康が作った時代です。

出典:岡田美術館/深川の雪

また、そんな江戸の恋愛・結婚・再婚の事情はご存知でしょうか?

たぶん、今のような自由恋愛はなく、結婚イコール親が決めた好きでもない相手と結婚させられて可哀そうな時代だな!と思っている方も少なくないかと思います。

余談ですが、日本というのは世界最古の暦を持つ国で、ナンダカンダと建国から西暦2021年現在で2681年の皇暦という歴史を持ち、紀元前に既に国として存在していた事になります。

なお、中国は4000年の歴史とよく聞きますが、あくまで建国からですので中華人民共和国でも1949年10月1日の建国ですので75年しかありません。

国内でも争いは多いものの、島国故に海に守られ2681年間一度も滅んだことのない民族が大和民族なのですが、その中で列島全部が平和な時代というのは殆どなく、唯一平和だった時代が江戸時代だそうです。

江戸時代の期間は主流の学説では、慶長8年2月12日(1603年3月24日)に徳川家康が征夷大将軍に任命されて江戸(現在の東京)に幕府を樹立してから慶応4年/明治元年4月11日(1868年5月3日)に江戸城が明治政府軍に明け渡されるまでの265年間を指す。

出典:Wikipedia

この265年間が、一番平和年間が長いのです。徳川幕府は偉大だったのですね。

話を戻しますが、当然のように天下泰平となれば成長するのが文化・インフラ・精神性です。

江戸時代も当然のように恋愛や結婚、離婚や再婚に関しても文化が根付くのですが、随分と自由恋愛を謳歌したフリーダム時代で、シングルマザーさんも多かったようです。

結婚式の様子『歌川国芳「三定例之内 婚礼之図」』(出典:産経ニュース

そんな江戸時代の恋愛観は?

もちろん、みなさんのイメージにあると思われる家柄同士の結婚もありました。しかし、それは武家や商人など位の高い人や比較的裕福な家柄がそうであったようです。

武家・商人以外の人々の恋愛観はどうだったのか?気になりますね。むしろ、このような人々が大半を占める訳ですが、じつは今と同じく自由恋愛が主流だったのです。

庶民と言われる人々は、恋愛や婚活をし、結婚したいお相手を夢見ながら楽しく人生を謳歌していたのですね。ちゃんと恋を愛でているところは今も昔も変わらないのです。

ただ、その中には自由が行き過ぎて、〇倫もたくさんあったのだとか・・・。

昔は男尊女卑が当たり前!と思っている方がいると思いますが、とくに江戸前期は恋愛や婚活に於いては【“女”尊男卑】だった事が分かっています。

バブル崩壊以降に、よく女性が活躍する時代になった!と言われて長い月日が経ちますが、仕事に於いてはようやく主権が定着してきたと思います。

ただ、恋愛・婚活・再婚に於いては江戸時代の主導権は女性が圧倒的に握っていたと言われています。 なんと、驚く事にデートのお誘いもプロポーズも女性からだったそうです。

江戸時代初期、武士の多かった江戸の町では圧倒的に男性が多く、男と女の比率は2:1。その後、徐々に女性の割合が増えてはいきましたが、女性は引く手あまたの貴重な存在でした。

そのため、江戸っ子たちの間では、恋愛の主導権を握るのはもちろん女性。デートの誘いもプロポーズも女性からというのがごく当たり前で、男性は意中の女性に恋文を書いてひたすら返事を待っていました。

デートの時も女性のほうが積極的です。当時、庶民の間で好まれていた茶色や灰色の着物に真っ赤な口紅を刺して、自らの魅力をアピール。そして、相手への愛が燃えつきてしまったら女性のほうから、すぐに「さようなら」とあっさりしたものでした。おおらかでなんとも男前な江戸の女性たち。草食系男子と肉食系女子が増えている現代と江戸時代、どこか似ているような気がしませんか?

出典:CHA-DEAU

『モテる』というのは、その時代と文化が作り出しているのかもしれませんね。

また、どんな時代でも特に女性の順応性が高いことが分かります。

ちなみに、今でも私たちが使う言葉の『モテる』という言葉ですが、実は江戸時代から今まで変わらず使い続けている言葉なのはご存知でしたか?

今と昔の恋愛・結婚・離婚・再婚を比較して

今は草食系男子が云々!と、テレビや雑誌などで色々と言われて久しいですが、なんとも日本人は今も昔も何気に変わらない気がしますね。とくに思うのは、世界一長い年号を持った私たち日本人は、再婚も新婚も、プロポーズも恋愛も、デートも、個人の考え方を優先した自由発想で思い思いに恋して良いと思うのは自然なことだと思います。

以前、シングルマザーさんの記事をご案内しましたが、今回、江戸時代の恋愛・婚活・再婚に触れる事によって、あらためてシングルマザーさんやシングルファザーさんには明るく前向きにパートナー探しをして欲しいと感じます。

参考記事:シングルマザー/ファザーの恋愛事情のアレコレ

念のため、お分かりかと思いますが「自由」とは自分勝手に行動することではありません。自由には必ず責任が伴いますので、くれぐれも法律や倫理を外さない事が前提です。

マリッシュに置き換えて言うならば、アプローチは積極的に「いいね!」してもらって、マッチングした後は、お相手のプライベート環境を意識してコミュニケーションを図ってください。

これは、遠慮ではなく配慮です。マッチングしたお相手との距離を縮めるためにも、配慮(心配り)することが、結果、気持ちの距離が近づくのは男女に限らず、嬉しく、そしてお相手に対して好意を抱くものです。

江戸の日本人も令和の日本人も、恋愛や婚活に同じ想いがあることが分かりました。状況はいろいろとあり、考えるところもあるかもしれませんが、パートナー探しは積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。