50代の再婚は珍しくない!おすすめの出会い方・メリット・デメリットを詳しく紹介
「50代の再婚率はどれくらい?」
「50代で再婚するメリットは?」
「再婚したい!50代でおすすめの婚活方法は?」
そんな悩みにお答えしていきます。
離婚してからしばらく独り身だった人や、熟年離婚した人など、50代で再婚を考える人は少なくありません。老後のことを考えると、誰かと一生を添い遂げたいと思うのは自然なことです。
しかし、「もう失敗したくない」という気持ちが強く、なかなか一歩を踏み出せない人もいるでしょう。50代の再婚ではどんなことに気をつければ良いのか、知っておきたいですよね。
そこで、こちらの記事では以下の内容について解説していきます。
- 50代での再婚率
- 50代で再婚したい人が多い理由
- 50代で再婚するメリット・デメリット
- 再婚におすすめの出会い方と婚活のコツ
50代での再婚を成功させたいと考えている方は、参考にしてみてください。
50代での再婚率を男性・女性別にチェック
50代での再婚は、意外と多いです。
以下の表は、平成23年から平成27年までの5年間で離婚し、平成28年までに再婚した50歳以上の方の割合を示しています。
離婚した年 (離婚後経過年数) |
男性(%) | 女性(%) |
---|---|---|
平成23年 (5年) |
16.0 | 10.8 |
平成24年 (4年) |
14.3 | 9.2 |
平成25年 (3年) |
12.4 | 7.8 |
平成26年 (2年) |
10.0 | 6.0 |
平成27年 (1年) |
5.2 | 2.7 |
参考:「平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況|表5 各年に離婚した者が平成 27 年までに再婚をした割合 -平成 23~27 年-」
男女ともに、平成23年に離婚した方(離婚して5年以内)でみると10人に1人が50歳以上で再婚していることがわかります。
平成27年に離婚した方(離婚して1年以内)でも、男性の20人に1人が再婚しているという結果です。
50代でも再婚している人はたくさんいるので、再び幸せをつかめる可能性は十分にあるといえます。
50代で再婚したいと考える人が多い理由4つ
50代で再婚したいと思う人は多いです。その理由を4つに分けて解説します。
- 子育てが一段落して老後への不安を感じるようになる
- 子どもとの関係を心配しなくてよい
- 出産に関する悩みがない
- 大切なパートナーと一生を添い遂げたいと感じる
共感できるところもあるでしょう。ぜひチェックしてみてください。
1.子育てが一段落して老後への不安を感じるようになる
50代になると、お子さんの手が離れる人も多いでしょう。
子育てが一段落つくと、急に寂しさを感じます。老後の生活を考える時間が増え、1人でいることが不安になり再婚を考える人が多い傾向です。
老後への不安というマイナスな考えだけではなく「誰かと一緒に楽しく人生を添い遂げたい」という前向きな気持ちも、再婚を考える決め手のひとつです。
2.子どもとの関係を心配しなくてよい
子どもがある程度大きくなっていれば、再婚相手と実子の関係性を心配する必要がなくなります。
子どもがいるうちの再婚はさまざまな心配事があるものです。たとえば「子どもが相手に懐くだろうか」「養育費はどう分担したらよいのだろうか」など。
しかし、子どもがすでに独立している年齢なら、親の幸せを応援してくれるようになります。
自分だけの問題となれば、再婚したいという気持ちを優先できるでしょう。
3.出産に関する悩みがない
50代となると、男性も女性も子どもを望む人は少なくなるでしょう。
欲しいという気持ちはあっても、体力的に厳しかったり、現実的に難しいと冷静になったりするものです。
40代だと「多少無理してでも…」と考える人もいますが、50代となるとこだわりが弱くなります。結果的に、お互いの気持ちが固まれば再婚までスムーズに進むでしょう。
4.大切なパートナーと一生を添い遂げたいと感じる
50代で人生の折返しを過ぎると、これからの人生は好きな人と楽しく生きていきたいと考えるようになります。
大切なパートナーを見つけて、老後はゆっくり過ごしたいという気持ちが強くなり、再婚に踏み切る人が増える年代です。
50代だと離婚歴がある人も増え「再び幸せになりたい」と考える人が多いので、境遇が似ていて同じように考えているお相手を見つけやすいでしょう。
50代で再婚するメリット
50代での再婚に関して、こちらでは3つのメリットを紹介していきます。
- 老後の孤独への不安が解消する
- 経済的に生活が安定する
- お互いに健康管理ができる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.老後の孤独への不安が解消する
50代での再婚は、老後の孤独への不安を解消できるメリットがあります。
50代になると、生活も安定していて1人でも生きていける人がほとんどです。しかし、生活はできても寂しさは埋められません。
良いパートナーが見つかれば、心の支えになってくれます。一緒に会話したり、散歩したり、平和な日常が幸せに感じられるでしょう。
2.経済的に生活が安定する
一人暮らしで老後を迎えるとなると、年金だけでは不安な人もいるでしょう。
再婚すれば、お互いの貯金や年金を合わせられるので、経済的な安心感がアップします。
1人だと生活するのにギリギリでも、2人の貯金を合わせれば美味しいものを食べたり、旅行を楽しんだりすることも叶うでしょう。
3.お互いに健康管理ができる
再婚することで、お互いの健康を気づかえるようになります。
50代で一人暮らしとなると、もし自分が倒れた時に誰も面倒を見てくれないのは怖いですよね。重い症状の場合、そのまま孤独死してしまう恐れもあります。
夫や妻がいれば、病気になったときに頼れるだけではなく、普段から食事や運動に気をつけて健康的な生活を送ろうと考えるようになるものです。
パートナーのために健康でいる、という考え方ができるのも再婚のメリットでしょう。
50代で再婚するデメリット
50代で再婚するデメリットも確認しておきましょう。
こちらでは、以下3つの項目について解説していきます。
- 身内の理解を得るのに苦労する
- お金の問題が生じる可能性がある
- 再婚後すぐに相手の親の介護をする可能性がある
デメリットも乗り越えられれば、再婚して幸せになれるでしょう。ぜひチェックしておいてください。
1.身内の理解を得るのに苦労する
籍を入れるとなると、お互いの家族から理解を得るのに苦労することがあります。子どもが独り立ちしている場合でも、いきなり知らない人が家族になることに抵抗を感じるのは仕方がないことです。
子どもが小さければ、パートナーとの微笑ましい関係を見て、親族が受け入れることもあります。しかし、50代での再婚となると賛成してくれないパターンもあるでしょう。
いきなり再婚を報告するのではなく、良いパートナーが見つかった時点で家族に話したり、一緒に食事をしたりする時間を取ると理解を得やすくなります。
2.お金の問題が生じる可能性がある
再婚は、前の家族との金銭問題が生じる可能性があります。
例えば、前の夫や妻と死別している場合、再婚したら遺族年金がもらえなくなります。
子どもがまだ独り立ちしていなければ、養育費の問題が発生するでしょう。子どもが独り立ちしている場合でも、全額受け取れるはずの財産が再婚者と半分になるため、よく思わないケースもあります。
金銭問題は避けて通れないので、再婚を考えるなら早めに話し合っておくと良いでしょう。
3.再婚後すぐに相手の親の介護をする可能性がある
50代の再婚は、どちらかの親の介護がすぐに始まる可能性があります。
50代となると、親も高齢でしょう。再婚しても介護がメインになって「思い描いていた生活とはまったく違った」ということも考えられます。
特に、親と同居しなければならない場合は、今までの生活とはガラッと変わります。相手の親の健康状態を把握し、もし介護が必要なら受け入れられるのか、じっくり考えてみてください。
50代で再婚したい!おすすめの出会い方3選
50代での再婚を決意した時、どうやって相手を探せばよいのでしょうか。
こちらでは、50代からの婚活におすすめの出会い方を3つ紹介していきます。
- マッチングアプリ・サイト
- 婚活パーティー
- 結婚相談所
どんな方法が合うのか、確認してみてください。
1.マッチングアプリ・サイト
マッチングアプリやサイトなら、ネット上で婚活ができます。忙しい人やあまり費用をかけずにお相手を探したい人におすすめです。
マッチングアプリ・サイトは、年齢や離婚歴の有無などを選択してお相手の検索ができます。同年代でバツイチ同士なら打ち解けやすいでしょう。
実際に、50代同士のTさんとDさんは、マッチングアプリを通じて出会い、再婚に発展しました。(参考:マリッシュご再婚レポート)
多くのアプリやサイトがありますが、なるべく年齢層や雰囲気が自分に合うものを選ぶことが大切ですよ。
2.婚活パーティー
50代向けや再婚者向けの婚活パーティーで出会いを探す方法もあります。一度にたくさんの相手と出会えるので、あなたにぴったりのお相手を見つけやすいのが特徴です。
とはいえ、婚活パーティーは事前情報のない初対面の相手に、自分の魅力を伝えなければいけないのがデメリット。
限られた時間の中で、自分をしっかりアピールできるよう準備しておく必要があります。相手の話をよく聞き、笑顔を絶やさない人は魅力的に見えるでしょう。
3.結婚相談所
結婚相談所は、入会に高い金額がかかります。その分真剣な人が多いので、自分と同じように再婚を希望している人が見つかりやすいのが特徴です。
コンシェルジュがいる結婚相談所なら、間に入ってアドバイスしてくれるので、1人で相手探しをするのは心細い人におすすめです。
結婚相談所の中には、入会条件に45歳以上などの年齢制限しているところもあるので、50代でも再婚活しやすいでしょう。
そのほか、50代が恋愛相手に出会う方法については、関連記事「50代が恋愛相手に出会う5つの方法を紹介!成功のポイントや注意点も解説」でも紹介しているので、参考にしてみてください。
50代が再婚で幸せになるための婚活のコツ
50代が再婚で幸せになるためには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。
こちらでは、4つのコツを紹介します。
- 離婚から学びを得る
- 老後の心配ばかりでなく心のつながりを大切にする
- 家族と仕事のバランスを考える
- ステータスばかりを重視しない
婚活が成功するよう、ぜひチェックしてみてください。
1.離婚から学びを得る
幸せな再婚には、過去の離婚から学びを得ることが大切です。
まずは、離婚した理由を振り返ってみましょう。たとえ相手が原因だとしても、夫婦の問題なので自分にまったく非がないということはないはずです。
自分の反省点を明らかにし、次の結婚では離婚から学んだことを活かせば、同じ過ちを繰り返すこと避けられます。
2.老後の心配ばかりでなく心のつながりを大切にする
老後1人になる不安が大きく、再婚を考える人は多いでしょう。しかし、誰でも良いと考えてしまうと、再び失敗する可能性が高まります。
「一緒にいると安心する」「自然体で過ごせる」など、今後の幸せな生活が想像できるお相手と再婚することが大切です。
再婚に踏み切る前に、自分の気持ちとじっくり向き合ってみてください。
3.家族と仕事のバランスを考える
50代では、仕事も安定していて1人でも生活できている人が多いでしょう。再婚すると、これまでの家族との付き合いに、新しい家族との生活も加わります。
婚活や再婚をすることで、バランスが崩れて仕事がおざなりになったり、家族をほったらかしにしたりすることになれば、幸せな生活は望めないでしょう。
一緒にいてもこれまでの生活に支障をきたさず、自然体で振る舞える相手を探すことが大切です。
4.ステータスばかりを重視しない
婚活・再婚相手は、ステータスばかりを重視しないようにしましょう。
再婚となると「失敗したくない」という気持ちが強すぎて、お金・ルックス・年齢…など、いろいろと相手に求めたくなることもあるものです。
しかし、50代の婚活では、ステータスを重視しないほうがうまくいく可能性が高まります。
例えば、お金を持っていても家族に無関心だったり、ルックスが良くても一緒にいて全く心が落ち着かなかったりすれば、再婚しても幸せな生活は叶わないでしょう。相手をステータスで見るのではなく、人柄や価値観が合うかどうかを重視することが大切です。
再婚して幸せになれる人はどんな人なのか、関連記事「再婚して幸せになる人に共通する5つのポイント!子連れ再婚を成功させる4つのコツも紹介」で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
50代の再婚は心のつながりを大切にしよう!素敵なパートナーを探すならマリッシュがおすすめ
50代は、子育てが一段落し、老後への不安を感じるようになるうちに再婚を考える人が多い年代です。
そのため、比較的お相手が見つかりやすいとも言えます。相手の人柄や価値観を重視し、一緒にいて安らぐパートナーを見つけてみてください。
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