離婚後に再婚を考えるなら知っておきたい3つのこと!禁止期間・出会い方・成功の秘訣を解説
「離婚してから再婚までの期間はどれくらい空ければいいのかな」
「再婚したら養育費はどうなるんだろう」
「次の結婚こそ成功したい」
このようなお悩みにお答えしていきます。
厚生労働省の調査によると、今や結婚するカップルの4組に1組は再婚です。
再婚が一般的になりつつあるとはいえ、法律や養育費が気になり、前向きに再婚活ができない人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説していきます。
- 離婚後の再婚禁止期間について
- 離婚から再婚までの期間をデータで解説
- 養育費などの疑問を解消
- 再婚相手との出会い方
- 再婚に成功する秘訣
最後まで読めば、再婚に向けた悩みがスッキリ解消するはずです。
ぜひこの記事を参考に、再婚活をスタートしてみてくださいね!
なお、マッチングアプリ「マリッシュ」では、実際に多数の再婚事例も報告されています。会員登録は無料なので、ぜひお気軽に再婚活を始めてみてくださいね!
女性の場合、離婚後の再婚禁止期間は100日
男性は離婚後すぐにでも再婚が可能です。しかし、女性には100日の再婚禁止期間があるので注意が必要です。
こちらでは、以下の3点に分けて詳しく解説していきます。
- 再婚禁止期間の概要
- ルールを破った場合
- 例外となるケース
1つずつ見ていきましょう。
1.再婚禁止期間の概要を30秒でサクッと解説
女性の場合、離婚してから100日間は法律で再婚が認められていません。
女は、前婚の解消又は取消しの日から起算して百日を経過した後でなければ、再婚をすることができない。
出典:民法第733条『再婚禁止期間』
男女で差がある理由は、夫婦間に生まれる子どもの父親を明確にするためです。
もし離婚後すぐに再婚すると、妊娠が発覚した際に父親がどちらの夫か分からない事態になってしまいます。DNA鑑定などをしない限りは、父親を特定するのは困難です。
100日間の再婚禁止期間を定めることで父親を明確にし、生まれてくる子どもの利益も保護されるようになっています。
「再婚禁止期間は半年じゃないの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。従来は6ヶ月間(180日)でしたが、2016年の民法改正により100日間に短縮されました。
2.ルールを破ると裁判所が子どもの父親を推定してしまう
原則として、再婚禁止期間内に婚姻届は提出できません。ただし、役所の戸籍係が気づかずに婚姻届を受理してしまっても、罪には問われません。
しかし問題なのは、再婚後に妊娠した子どもの父親を裁判所が推定してしまう点です。民法では、子どもの父親を以下のように定めています。
- 離婚後300日以内に生まれた子ども:父親は元夫
- 結婚後200日を過ぎて生まれた子ども:父親は現夫
つまり再婚禁止期間を守らないと、新たに生まれる子どもの父親は元夫だと戸籍上は処理されます。
現夫が父親であると証明するには、裁判所に対して嫡出否認の訴えや親子関係不存在確認の訴えを提起するなど、法的手続きが必要です。
3.例外となるケース
再婚禁止期間内に婚姻届は提出できませんが、例外もあります。新たに生まれる子どもの父親を確定するのが難しくない場合です。
具体的には、以下のようなケースがあります。
- 離婚時に妊娠していなかったと証明できる
- 離婚前から妊娠していて、離婚後に出産した
- 離婚後に不妊手術を受けて証明書を提出する
- 高齢のため妊娠の可能性がない
- 元夫との再婚
- 元夫の失踪宣告による婚姻解消
- 元夫の生死が3年以上不明での裁判離婚
例外として認められれば、再婚禁止期間中でも結婚が可能です。
離婚から再婚までの期間は5年未満が約半数
男女ともに、離婚から再婚までの期間は5年未満が約半数です。2019年の政府統計によると、離婚をした男性の55.7%、女性の52.3%が5年以内に再婚をしています。
再婚禁止期間を過ぎれば、いつ再婚しても問題ありません。再婚をする時期を迷っているのであれば、5年以内を目安にするといいでしょう。
また、男女ともに3人に1人は3年以内に再婚をしています。「スピード再婚」と呼ばれるケースも特別珍しいことではありません。
なお、スピード再婚にについては関連記事「離婚後のスピード再婚で幸せになるためのコツ5選!失敗しない婚活のやり方とは」にて詳しく解説しています。なるべく早く再婚したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
離婚から再婚までの期間が短い場合の注意点3つ
離婚から再婚までの期間が短くても法律上は問題ありませんが、注意すべき点が3つあります。
- 家族から反対される
- 子どもの気持ちが整理できない
- 不倫が原因で離婚したと噂される
トラブルを避けるためにも、事前に確認しておいてください。
1.家族から反対される
再婚までの期間が短い場合、あなたや相手の家族は不安を感じてしまいます。その結果、再婚を反対されるケースは珍しくありません。
特に子連れの場合や、相手が初婚の場合は反対される可能性が高いはずです。もし家族が不安を感じているのであれば、どうすれば解消できるかを冷静に考えてみてください。
反対されたまま再婚を押し切っても、幸せな結婚生活とは言えないでしょう。経済面や育児のサポートを頼みにくくなり、結果的に夫婦関係が悪化することも考えられます。
離婚から再婚までの期間が短いのであれば、家族から反対される可能性を念頭に置く必要があります。
2.子どもの気持ちが整理できない
子連れ再婚の場合、離婚から間もないと子どもは気持ちの整理ができません。
ただでさえ親の離婚はショックなのに、急に知らない人と家族になるのはなかなか受け入れがたいものです。ストレスが原因で、精神的に不安定になってしまう危険性があります。
子どもが再婚を受け入れていないと、幸せな家庭を築くのは困難です。物心つく前であれば心配いりませんが、ある程度の年齢であれば再婚のタイミングは慎重に検討したほうがいいでしょう。
子連れ再婚のタイミングについては、関連記事「子連れ再婚がうまくいかないと言われる5つの理由!子持ちでも幸せになる7つのコツを紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
3.不倫が原因で離婚したと噂される
離婚から再婚までの期間が短いと、不倫が原因で離婚したと噂されるケースもあります。事実無根であっても、誤解をされるのはデメリットでしかありません。
よからぬ噂をする人は、残念ながら一定数存在します。最悪の場合は職場にいづらくなったり、友人関係に悪影響が出たりする可能性もあるでしょう。
短期間で再婚する場合、不倫が原因で離婚したと噂されるかもしれないと覚悟しておく必要があります。
離婚後に再婚を考えるなら知っておくべき3つのこと
こちらでは、離婚後に再婚を考えるなら知っておくべきことを3つ紹介します。
- 養子縁組をしないと子どもと再婚相手は親子にならない
- 子どもの養育費は再婚後も請求できる
- 以前の配偶者と再婚しても問題ない
再婚後の生活に関わる重要なポイントです。順番に見ていきましょう。
1.養子縁組をしないと子どもと再婚相手は親子にならない
婚姻届はあくまでも、夫婦間の手続きです。そのため、養子縁組をしないと子どもと再婚相手は法律上の親子にはなりません。
養子縁組をすれば実の親子と同じ扱いになり、相続権や扶養義務などが生じます。
なお、養子縁組については関連記事「再婚による養子縁組を詳しく解説!児童手当や養育費の疑問もスッキリ解消」にて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
2.子どもの養育費は再婚後も請求できる
再婚をしても、子どもの養育費は変わらず請求できます。親子関係があれば子どもを扶養する義務があるので、あなたが再婚しても以前の配偶者の養育費の支払義務が消滅することはありません。
ただし再婚相手と子どもが養子縁組をした場合、養育費の支払義務が減免される可能性はあります。子どもの一次的な扶養義務者が再婚相手に移るためです。
もちろん、減免も一方的に許されるものではなく、まずは当事者間で養育費の変更について協議することになります。もし合意が成立しない場合、家庭裁判所での調停や審判によって、養育費の条件変更を定めます。
3.以前の配偶者と再婚しても問題ない
再婚相手に以前の配偶者を選んでも、何も問題ないです。手続きは一般的な婚姻と同じですし、再婚禁止期間を気にする必要もありません。
養育費の支払や子どもとの面会に関するトラブルもないので、良好な関係が築けるケースも多いです。
ただし、一度は離婚を決意した相手です。反省をしている可能性はありますが、同じ原因で再度の離婚をするかもしれません。以前の配偶者と再婚しても法律上の問題はありませんが、慎重に判断してください。
離婚後に再婚相手と出会う方法3選
再婚相手と出会うには、以下3つの方法がおすすめです。
- マッチングアプリ
- 結婚相談所
- 婚活パーティー
それぞれの特徴を解説していきます。
1.マッチングアプリ
マッチングアプリは、スマホ1台あればいつでもどこでも相手探しができます。忙しい人や出会いがないと悩む人にもうってつけの方法です。
月額は3,000円ほどが一般的で、女性は無料のアプリもあります。また、離婚歴や子どもの有無について記載できるので、バツイチに理解がある人や、同じ境遇の人を見つけやすいのもメリットです。
例えばマッチングアプリ「マリッシュ」は、再婚活に特化しています。これから相手探しを始める人は、ぜひ選択肢の1つに入れてみてください!
2.結婚相談所
安心して再婚活したい人におすすめなのが、結婚相談所です。身元や収入を明らかにした人のみが利用でき、コンシェルジュのサポートも受けられます。
プロフィールをしっかり見て判断してくれるので、価値観が似ている人やライフスタイルが似ている人を見つけやすいのが特徴です。離婚経験や子どもの有無にも、理解のある人と出会えるでしょう。
ただし、入会金など費用は数十万円と高額です。再婚活の資金に余裕のある人に向いている方法だと言えます。
3.婚活パーティー
まずは会ってみて相手を選びたいのでしたら、婚活パーティーがぴったりです。対面で出会えるので「実際に会ってみたら思っていた人と違っていた」というリスクを避けられます。
近年では離婚経験者限定や、子持ち限定のパーティーも開催されてるので、参加しやすくなっています。
ただし、ひとりの相手と話せる時間が短いことや、容姿で判断されやすいというデメリットもあります。素敵な相手が見つかるかは運次第ですが、試しに一度参加してみる価値はあるでしょう。
離婚経験を活かして再婚に成功する3つの秘訣
3つの秘訣を把握しておけば、離婚経験を活かして再婚に成功する可能性は大幅にアップします。
- なぜ離婚したのか分析する
- 条件よりも価値観を重視する
- 将来について話し合う
ぜひ、参考にしてみてください。
1.なぜ離婚したのか分析する
なぜ離婚したのかわかっていないと、同じ原因で失敗する危険性が高いです。過去を振り返るのはつらいかもしれませんが、しっかり分析をしてください。
以前の配偶者が主な離婚原因を作ったとしても、あなたにも反省できる点はあるはずです。たとえばコミュニケーション不足や、自分の考えを押し付けてしまったなどがあげられます。
なぜ離婚したのかを分析して反省を活かすのが、再婚に成功する秘訣の1つです。
2.条件よりも価値観を重視する
価値観の合わない相手と家庭を築いていくのは、非常に難しいものです。実際に離婚の原因で多いのは、価値観の違いだと言われています。
夫婦とはいえ元は他人同士なので、価値観が異なるのは当然です。以前の結婚生活で、お互いが納得できる形で歩み寄る大変さを実感したのではないでしょうか。
同じ失敗を避けるためには、金銭感覚や休日の過ごし方など、心地よい暮らしが似ていることが大切です。再婚では容姿や年齢、年収などの条件よりも、価値観が合うかを重視して相手を選んでください。
3.将来について話し合う
将来について事前に話し合えば、再婚後に衝突するリスクを回避できます。
例えば、以下のような項目を話し合いましょう。
- 貯金
- 住む場所
- 家事の分担
- 子どもの教育方針
離婚を経験したからこそ、自分が理想とする将来像がはっきりしたはずです。話しにくいこともあるかもしれませんが、しっかりと意見を交換するのが再婚に成功する秘訣だと言えます。
離婚後に再婚相手を探すならマッチングアプリの「マリッシュ」がおすすめ!
女性の再婚禁止期間を除けば、再婚はいつしても問題ありません。記事で得た情報を参考にして、前向きな気持ちで再婚活に取り組んでくださいね!
素敵な再婚相手と出会うには、マッチングアプリ「マリッシュ」がおすすめです。マリッシュでは再婚を応援しているので、離婚経験に理解のある相手と出会えます。
さらに、数あるマッチングアプリの中でも、年齢層が高く、真剣な出会いを求めている会員が多いのもメリットです。
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