子連れ再婚で起こりやすい8つの問題!対処法を知り幸せなステップファミリーを目指そう
「子連れ再婚で幸せになりたい!」
「子連れ再婚で発生しやすい問題は?」
「どうやって解決したら良い?」
このような悩みにお答えしていきます。
子どもを1人で育てるのは、想像以上に大変なもの。「再婚して誰かと支え合えたら良いのに…」と考える人もいるでしょう。
とはいえ、子連れでの再婚には、さまざまな問題が生じます。可能であれば、あなたも子どもも幸せになれる方法を選択したいですよね。
そこでこちらの記事では、以下の内容について解説していきます。
- 子連れ再婚で起こりやすい8つの問題
- 子連れ再婚に関する問題への対処法7選
子連れ再婚で幸せになっている方はたくさんいます。
ぜひこの記事を参考に、素敵なステップファミリーを目指してみてください!
子連れ再婚で起こりやすい8つの問題
子連れ再婚で起こりやすい問題は、おおよそ決まっています。
こちらでは、以下8つの問題について解説していきます。
- 再婚相手と子どもとの関係づくりに悩む
- 養子縁組を行うか迷う
- 子どもが優先になるためパートナーとの関係が作れない
- 子どもにストレスを与えてしまう
- 親に再婚を反対される
- 養育費などの金銭問題が発生する
- 入籍のタイミングが難しい
- 結婚式を挙げるべきか悩む
ぜひ参考にしてみてください。
1.再婚相手と子どもとの関係づくりに悩む
パートナーと子どもの関係がうまくいかないと、再婚をするべきか悩んでしまうでしょう。お子さんの物心がつく前なら相手に懐きやすいですが、大きくなってくるとなかなか難しいこともあります。
他にも、パートナーのほうが子どもへの対応に戸惑っている・子どもがいることを受け入れられず仲良くなる気がない、ということも考えられます。
勢いで再婚すると後悔する可能性があるので、良い関係を築けるかどうかは時間をかけて見極めることが必要です。
特に思春期のお子さんがいる場合、再婚に反対しているのに強行しようとすると、親子関係が悪化してしまうこともあるので、慎重に考えなければなりません。
2.養子縁組を行うか迷う
子連れ再婚では、養子縁組をするかどうか迷うでしょう。
子どもを再婚相手の養子とする場合には、養子縁組の手続きが必要です。子どもを養子にしない場合は、自分が再婚相手の戸籍に入るか入らないかで、必要な手続きが異なります。
養子縁組を行えば、再婚相手と同じ苗字になるので親子の絆が深まりやすいでしょう。
しかし、養親が親と認められるため、実親からの養育費がなくなってしまう可能性があります。また、子どもの苗字が変わると周りの目が気になることもあるので、あえて養子縁組を行わない方法を選ぶ人もいます。
再婚による養子縁組については、関連記事「再婚による養子縁組を詳しく解説!児童手当や養育費の疑問もスッキリ解消」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
3.子どもが優先になるためパートナーとの関係が作れない
子連れ再婚は、子どもが幸せになれるかどうかがとても大切です。しかし、子どもを優先させるあまり、パートナーとの関係がうまく作れないこともあります。
子どものことを気にして再婚相手のことを気にかけなかったり、相手の心構えができる前に父親(母親)のように扱ってしまったり。
また、実親と子どもを定期的に会わせることをよく思わないパートナーに対して「なぜ理解してくれないのか」などと言うと、2人の心が離れてしまいます。
子ども中心に考えて、いざ再婚したら夫婦関係が破綻してしまったというケースもあります。子連れ再婚を成功させるには、まずパートナーとの絆を大切にしなければなりません。
4.子どもにストレスを与えてしまう
親の再婚は、慣れない環境や新しい親との同居など、少なからず子どもにストレスを与えるものです。
親の幸せに気づかって再婚に賛成していたとしても、心の中では複雑な思いを抱えていることもあります。
「何も言わないから大丈夫だろう」と考えるのではなく、再婚したらいつも以上に子どもの様子を注視する必要があります。子どもが抱えるストレスが爆発すると、家族関係が悪化して、結果的にまた離婚する可能性もあるので注意が必要です。
5.親に再婚を反対される
子連れ再婚でパートナーが初婚の場合、相手の親に反対されることがあります。
自分の子どもが苦労することを避けたい親心も理解できますが、再婚を反対されると悲しい気持ちになりますよね。
2人の問題だからといって、親の反対を押し切って再婚すると今後の親戚づきあいに悪影響を与えます。時間が経てば解決することもありますが、居心地の悪い思いをしながら結婚生活を続けなければならないケースはなるべく避けたいものです。
6.養育費などの金銭問題が発生する
子どもとの生活には、養育費・教育費といった今までにはなかった費用が発生します。
子どもがいない人は、お金がどれほどかかるのかイメージできていないことも多いと覚えておきましょう。再婚で家族が増えるとなると、これまで自由に使えたお金が制限され、ストレスが溜まってしまったという失敗もよく聞きます。
経済的に苦しくなると、心の余裕もなくなるものです。金銭問題をきっかけに、ことあるごとに衝突してしまう危険性もあるので、十分注意しましょう。
7.入籍のタイミングが難しい
子どもがいると、籍を入れるタイミングが難しいと感じることがあります。
家族の絆が深まったときが一番ですが、親が反対したり、子どもの進級・進学に影響を与えたりするので、全員にとって良いタイミングを図るのは意外と難しいでしょう。
籍を入れることにこだわっていると、なかなか入籍できずお互いの気持ちが離れてしまうことがあります。入籍がゴールではないことをお互いに理解しておかなければなりません。
8.結婚式を挙げるべきか悩む
それほど大きな問題ではありませんが、子連れ再婚では結婚式を挙げるべきか悩む方もいるでしょう。
再婚の場合、家族のみで小さな結婚式を挙げる人が多いようです。家族旅行を兼ねて、お互いの身内のみでウエディングを行う方法もあります。
また、子連れ再婚する人のためのプランを用意している会場もあります。
結婚式を挙げるかどうかで揉めても良いことはありません。式を挙げることにこだわりすぎず、家族で話し合って良い方法を選択しましょう。
子連れ再婚については、関連記事「子連れ再婚がうまくいかないと言われる5つの理由!子持ちでも幸せになる7つのコツを紹介」でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
子連れ再婚に関する問題への対処法7選
子連れ再婚にはさまざまな問題がありますが、1つずつ適切に対処していけば乗り越えられます。
こちらでは、子連れ再婚に関するさまざまな問題への対処法について解説していきます。
- 再婚前にパートナーと子どもが過ごす時間を十分に取る
- 再婚相手に親の役割を強要しない
- パートナーに自分の気持ちを素直に伝えられる関係性をつくる
- 子どもの気持ちを大切にする
- 親が反対しているときは問題点を聞き出す
- 再婚前に子どものしつけについて話し合っておく
- 支援団体に相談する
ぜひ参考にして、幸せな再婚につなげてみてください。
1.再婚前にパートナーと子どもが過ごす時間を十分に取る
再婚を考えるなら、子どもと新しいパートナーが過ごす時間を十分に取るようにしましょう。子連れ再婚で特に多い悩みは、子どもとの関係作りです。
子どもが新しい家族を受け入れられないうちに再婚を急ぐと、親になる人に対して不信感を抱いてしまいます。再婚相手からしても、血のつながりがない子どもとの共同生活は戸惑ってしまうでしょう。
入籍する前に、パートナーと子どもが過ごす機会を多く取ることが必要です。
特に子どもが思春期の場合、すぐに仲良くなるのは難しいこともあります。定期的に一緒に食事をしたり、旅行に行ったりして少しずつ仲を深めていくようにしてみてください。
2.再婚相手に親の役割を強要しない
子連れ再婚するからといって、パートナーに対して親の役割を強要しないほうがうまくいくでしょう。たとえ仲良くなっていたとしても、いきなり親の役割になるのは難しいものです。
特に、子どもが大きくなっている場合は、友達のような関係のほうがうまくいく可能性があります。お子さんの反応を見て、一番良い家族像を選択してみてください。
3.パートナーに自分の気持ちを素直に伝えられる関係性をつくる
夫婦になる者同士、お互いに言いたいことを言い合える関係性を作っておくことが大切です。
子連れ再婚の場合、「子どもがいるのに結婚してくれた」「本当の親じゃないから、子どものことを相談しにくい」などと考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、悩みを相談できない夫婦はいつの間にかすれ違いが生じ、結婚生活がうまくいかなくなる可能性が高まります。
本音で語り合える関係性を作り、夫婦になっても変わらない強い絆ができてから再婚を考えるようにしましょう。
4.子どもの気持ちを大切にする
再婚する際は、子どもの気持ちを大切にしましょう。
親の再婚は、子どもにとって不安に思うものです。自分だけが疎外感を感じたり、父(母)が取られてしまったような気持ちになったり。大人は自分が思っていることを伝えられますが、子どもは複雑な気持ちをなかなか思うように言葉にできません。
子どもの不安を感じ取り、どんなときでも味方でいることを伝えてあげると良いでしょう。
なお、バツイチ子持ちの再婚については、関連記事「バツイチ子持ちで再婚したい!失敗しないために大切な7つのコツと婚活方法3選を紹介」でも解説していますので、参考にしてみてください。
5.親が反対しているときは問題点を聞き出す
相手の親が再婚に反対しているなら、どこに問題があるのか聞いてみましょう。
もし離婚原因が気になるならしっかり説明する。再婚が早すぎるなら、もう少し交際期間を設ける。など親に受け入れてほしい姿勢を見せると良いでしょう。
親の反対を押し切って再婚すると、後々親戚づきあいがぎくしゃくしてしまうので避けたいところです。義理の親にも再婚を応援してもらえれば、心強いでしょう。
6.再婚前に子どものしつけについて話し合っておく
子どものしつけに関して、再婚前に話し合っておくことも大切です。新しい親になる人がいきなり口うるさく注意してくると、子どもは反発心を持つことがあるからです。
再婚してしばらくは、実親が中心となってしつけをしていくのが良いでしょう。
また、しつけの方針がお互い違っていると、「そこまで言わなくても」「なんで注意しないの?」と言い争いになる可能性があります。
子どもも「自分のせいで両親がケンカしている」と責任を感じ、ありのままの自分を出せなくなる恐れがあります。
再婚前に、お互いに子どものしつけについて話し合っておくと、子育てがスムーズに進むでしょう。
7.支援団体に相談する
子連れ再婚に悩むことがあれば、支援団体に相談するのも良いでしょう。誰かに話を聞いてもらうだけで、悩みが軽くなることもあります。
子連れ再婚に関する相談先がいくつかあるので、紹介します。
- NPO法人M-STEP:子連れ再婚家庭とひとり親家庭を応援する団体
- SAJ(Stepfamily Association of Japan):ステップファミリーをサポート
- エスクル:ひとり親が不安や悩みを相談できるサイト
誰にも相談できないと、1人でどんどん良くない方向に考えてしまうこともあるでしょう。家族や友人に相談できず悩んでいる人は、支援団体を利用するのがおすすめです。
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子連れ再婚には、乗り越えるべき多数のハードルがあります。再婚で幸せになりたいと考えるなら、子連れ再婚で起こり得るさまざまな問題を1つずつ解消していきましょう。
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