元旦那の再婚で養育費が減額される5つのケースとは!対処法とショックの乗り越え方も紹介

「元旦那の再婚を喜べない」
「養育費がどうなるのか不安」
「ショックから立ち直りたい」
このような悩みを抱えていませんか?
元旦那が再婚すると知り、まず頭によぎるのは子どもの養育費についてです。今後の生活や子どもの将来に関わるので、不安になるのは当然です。
可能であれば養育費の減額や打ち切りを避けて、子どもが自立するまでもらい続けたいですよね。
また、幸せそうな元旦那に複雑な気持ちを抱く人もいるでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説していきます。
- 養育費が減額されるケースと対処法
- 元旦那の再婚を憎いと感じてしまう原因
- ショックを乗り越える方法
最後まで読めば悩みが解消し、心穏やかな日常を取り戻すために役立つはずです。ぜひ、参考にしてみてください。
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元旦那が再婚しても養育費の支払義務はなくならない
結論から言うと、再婚しただけでは元旦那が養育費を支払う義務はなくならないので安心してください。
そもそも養育費とは、子どもが健やかに成長して自立するまでに必要な費用です。生活費はもちろん、教育費や医療費も含まれます。
離婚によって別々に暮らすようになっても、親である元旦那には子どもを養育する義務があります。自分が再婚するからといって、簡単に義務を放棄できません。
ただし、再婚後の家庭事情などによっては、一度決定された養育費が減額または打ち切られる可能性があります。
もちろん、元旦那が一方的に決めることは許されません。元配偶者であるあなたとの話し合いによる合意、もしくは裁判所での養育費減額調停・審判を経る必要があります。
元旦那の再婚で養育費の支払いが打ち切り・減額になる5つのケース
離婚後にどちらかの状況が変わった場合、養育費の減額や打ち切りが認められることもあります。主に以下5つのケースです。
- 再婚相手の扶養義務がある
- 再婚相手の子どもと養子縁組をした
- 再婚相手との間に子どもが生まれた
- やむ得ない事情で元旦那の収入が減少した
- 自分の収入が大幅に増えた
ご自身に該当するものがあるか、確認してみてください。
1.再婚相手の扶養義務がある
元旦那の再婚相手が無職などで収入が少ない場合、養育費が減額される可能性があります。元旦那に再婚相手を扶養する義務が生じて、金銭的な負担が大きく増えるためです。
元旦那の現在の収入にも左右されるので、絶対に養育費が減るわけではありません。しかし、元旦那の収入が離婚時のままなら、扶養できる能力には限りがあります。
2.再婚相手の子どもと養子縁組をした
元旦那の再婚相手に子どもがいる場合もあるでしょう。養育費において重要なのは、養子縁組をしているかです。
養子縁組とは、養子と養親の間に法律上の親子関係を成立させる手続きです。そのため手続きをすると、元旦那には再婚相手の子どもを扶養する義務が生じます。
再婚相手の収入が少ない場合と同様に、扶養義務による金銭的な負担が増えるので養育費が減額される可能性があります。
再婚をしても養子縁組をしていないのであれば、親子関係は生じず扶養義務も発生しません。つまり、養育費への影響はないと言えます。
養子縁組に関してより詳しく知りたい方は、関連記事「再婚による養子縁組を詳しく解説!児童手当や養育費の疑問もスッキリ解消」をあわせてご確認ください。
3.再婚相手との間に子どもが生まれた
元旦那と再婚相手の間に子どもが生まれた場合、養育費の減額が認められる可能性は高いでしょう。再婚相手の方が高収入でなければ、元旦那の扶養義務を負う対象が増えるためです。
養育費がいくらになるかは、あなたの子どもの人数や年齢によっても異なります。まずは裁判所の「養育費・婚姻費用算定表」などを確認して、冷静に対処してください。
4.やむ得ない事情で元旦那の収入が減少した
元旦那の収入が著しく減った場合、ポイントは「やむを得ない事情」であるかです。
たとえば、以下のような原因で収入が減ったのであれば、養育費の減額が認められる可能性があります。
- 災害で被害を受けた
- 病気や怪我で働けなくなった
- 勤務先が倒産した
もちろん、本人の都合で収入が減った場合は認められません。転職をしたら収入が下がった、起業したが事業がうまくいかず負債を抱えたといった事情は対象外です。
また、再婚をきっかけに住宅ローンを組んだので経済的余裕がなくなったなども、養育費を減額していい理由にはなりません。
5.自分の収入が大幅に増えた
養育費の金額は、元旦那とあなたの年収の差によって決まります。そのため、離婚後にあなたの収入が大幅に増えているなら要注意です。十分な収入を得ているので、養育費を減額しても問題ないと判断されやすくなります。
離婚後に連絡を取っていなければ、元旦那があなたの経済事情を把握していることはないでしょう。しかし、SNS経由や知人からの噂で、現在の暮らしぶりが知られてしまう場合もあります。
あなたの生活に余裕があるとわかると、再婚をきっかけに養育費の減額を持ちかけてくるかもしれません。
元旦那が再婚して養育費の減額請求をしてきた際の対処法
元旦那が養育費の減額請求をしてきたら、まずは当事者同士で話し合いをしてください。収入状況などをヒアリングして、養育費の支払い能力がないのかを見極めましょう。
交渉を有利に進めるには、3つのポイントがあります。
- 子どもにかかっている費用を書面で提示する
- 養育費を減額されると生活が困窮すると主張する
- やむを得ない事情に該当しない場合は指摘する
もし当事者同士で話し合いがまとまらなければ、弁護士に相談をしてください。費用が発生しますが、養育費を減額されないための必要経費だと考えましょう。
また、弁護士に依頼すれば、元旦那が養育費減額調停を申し立ててきた場合も代理交渉してもらえます。
話し合いは精神的な負担も大きいので、多少の減額なら譲歩も必要です。しかし、養育費は生活や子どもの将来にも影響する重要なお金です。後悔をしないように、強い意志で立ち向かってください。
元旦那の再婚を憎いと感じてしまう原因5選
元旦那の再婚を憎いと感じてしまう原因で多いのは、以下の5つです。
- 未練があるから
- 自分よりも幸せそうだから
- 子どもの父親を取られた気がするから
- 離婚前よりも魅力的な人になっていたから
- スピード再婚だったから
順番に詳しく解説します。気持ちの整理をするためにも、確認していきましょう。
1.未練があるから
元旦那への未練がある場合、再婚を素直に祝福できないのは仕方のないことです。自分だけが取り残されたように思えて、つい憎たらしいと感じてしまうでしょう。
夫婦喧嘩の勢いで離婚した人や、周囲の意見に流されて決断してしまった人に多いパターンです。いざ離れてみると「幸せな時間もあった」「この人しかいない」と未練が出てきます。
また、子どものために交流を続けていると「復縁してもいいかも」と考える人も珍しくありません。
離婚の傷が癒えないうちに元旦那の再婚を知ってしまうと、感情的になってしまいます。
2.自分よりも幸せそうだから
元旦那だけが再婚して幸せそうにしていると、イライラしてしまいますよね。仕事と育児・家事の両立で毎日が忙しく、自分には相手を探す余裕もないという状況ではなおさらです。
さらに、元旦那の再婚相手が素敵な女性だと「どうしてあの人がこんなにいい人と再婚できるのか」と嫉妬してしまうこともあります。
結婚生活中にさんざん迷惑をかけられた相手が自分よりも幸せになっていると、不満を感じるケースは多いです。
3.子どもの父親を取られた気がするから
離婚をしたとしても、子どもにとっては元旦那が父親であることに変わりありません。そのため、再婚相手に子どもの父親を取られたような気持ちになり、不満をつのらせてしまいます。
元旦那の再婚後は連絡が取りづらくなり、子どもの相談をしたくてもできなくなるケースも実際にあります。頭ではわかっていても、精神的な支えを失ったような心細い気持ちになるものです。
特に再婚相手が子連れだった場合、より「子どもの父親を奪われた」という気持ちが強くなる人が多いようです。
4.離婚前よりも魅力的な人になっていたから
再婚をしたことで、元旦那が離婚前よりも魅力的な人になっていることもあります。あまりの変わりぶりに「自分は元旦那の価値を見誤っていたのでは」と、後悔してしまうケースです。
また、男性は交際相手の女性によって性格が変わるとも言われています。元旦那の魅力を引き出せなかったのは自分の実力不足だと、再婚相手への劣等感や敗北感を味わう人も少なくありません。
さらに、再婚相手の容姿が自分よりも優れていたり家庭的だったりすると、よりネガティブな感情に陥りやすいでしょう。
5.スピード再婚だったから
離婚から再婚までの期間が短いと、自分への未練はまったくないのかとショックを受けるものです。「離婚する前から不倫関係だったのでは」と勘繰ってしまい、余計に気になってしまう人もいます。
離婚後に元旦那がどのような恋愛をしようと、本人の自由です。しかし、赤の他人になったとはいえ、あっさりスピード再婚をされると恨めしい気持ちになるのも無理はありません。
元旦那の再婚によるショックを乗り越える5つの方法
こちらでは、元旦那の再婚によるショックを乗り越える方法を5つ紹介します。
- 自分磨きをする
- 仕事に没頭する
- 時間の経過に任せる
- 思い出の品を手放す
- 素敵なパートナーを探す
実践しやすい対策を厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.自分磨きをする
自分磨きは、ショックを乗り越えるための効果的な方法です。
外見だけでなく内面にも磨きがかかるので、気持ちに余裕が生まれやすくなります。ストレスもうまくコントロールできるようになり、イライラする機会も次第に減っていくでしょう。
自分磨きはモデルや芸能人がやるようなイメージがあり、自分には敷居が高いと感じるかもしれません。しかし、以下のような取り組みでも十分な効果が期待できます。
- 健康的な生活習慣を心掛ける
- 自分に似合うメイクやファッションを選ぶ
- 読書で知見を広げる
ネガティブな気持ちを抱えたままにするのではなく、自分磨きを頑張るきっかけにしてみてください。「元旦那を見返してやる」ぐらいの気持ちで始めてみてはいかがでしょうか。
2.仕事に没頭する
再婚した元旦那がどうしても気になるのであれば、仕事に没頭して考える時間をなくすのも方法の1つです。仕事に対する周囲からの評価も高まるので、一石二鳥だと言えます。
いい機会だと捉え、資格の勉強をしてキャリアアップに活かすのもおすすめです。もし収入が増えれば、これまで以上に子どもと外食や旅行も楽しめるようになります。
仕事にのめり込んで頭の中から元旦那を追い出そうとするのは、結局のところ自分のためになるものです。
3.時間の経過に任せる
なかなかショックから立ち直れないのであれば、無理に気持ちを抑え込もうとせず時間の経過に任せるのも大切です。日々を過ごすことでいつの間にか元旦那への関心が薄れていた、というケースも少なくありません。
早く立ち直る秘訣は、元旦那の情報を遮断することです。SNSをチェックして再婚相手との幸せそうな様子を見てしまうと、余計にネガティブな感情を抱えてしまうでしょう。
時間がかかるかもしれませんが、いずれ元旦那の存在が気にならなくなる日が来るはずです。
4.思い出の品を手放す
元旦那への未練が残っている場合は、思い出の品を手放すのが有効です。視界に入る機会がなくなるので、思い出すきっかけも少なくなります。
以下のようなものは手元に置いておかず、処分をしましょう。
- スマホに残っている写真や動画
- プレゼントされたもの
- 一緒に使っていた日用品
捨てるのがもったいないのなら、フリマアプリやリサイクルショップで売るのがおすすめです。思い出の品と一緒に元旦那への未練も整理して、前向きな気持ちを取り戻してください。
5.素敵なパートナーを探す
素敵なパートナーと出会えれば、生活はこれまで以上に充実します。自分自身が満たされることで、元旦那の再婚など気にならなくなるはずです。
どのような男性を選べばいいのか迷う方は、関連記事「シングルマザーの再婚は相手選びが重要!確認すべき6つの条件を紹介」をぜひ参考にしてみてください。
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